一筆書き切符の旅(新潟・福島編) (part4)



 鮭自然観察館に到着しました。
窓に見えるのは、三面川の水面です。
 鮭の産卵シーズンですと、この観察館から、鮭の産卵が見られるそうです。

次に行くときは、産卵シーンが見てみたいですね。
川の底や水面が見えるのも、ここの会館ならでは、と言った感じです。
 2Fは、鮭を捕獲するための道具が展示されておりました。

 そして、この変わった魚の形、これは、プリクラの機械でした。
 3Fの展望室からは、三面川が見渡せました。
 まだ、時間がありますので、イヨボヤ会館の隣にある、鮭公園をしばらく散策することにしました。


 散策する頃には、雨も止み、雨宿りすることもなかったです。

この公園は、結構広く、滝や水車小屋までありました。
 雨は止んだのですが、風が非常に強くなってきました。

このまま、三面川を見にいくことにしました。
 三面川は、鮭がのぼってくる川として、有名なところです。

雨が降った後でしたので、川は増水しており、流れが早かったです。
 イヨボヤ会館前から、村上駅前まで、無料のバスが出ており、それに乗って、村上駅に戻ってきました。

すると、驚くような光景が・・・

なんと、駅前広場で街頭コンサートに遭遇しました。
 歌手は、朝比奈希(あさひなゆう)という、新潟県出身の演歌歌手の方で、年齢は20歳でした。

 列車の時間まで、彼女の演歌をずっと聞いておりました。 演歌をこのように生で聞くと、良いものであると実感しました。

地元の人や観光客でステージ前は、人があふれており、村上にはこんなに人がいるのか・・・と驚くほどでした。
 歌い終わると、休憩という名目で、駅のホームへ行くように、という案内がありました。

なんと、SLが入線するというのです。 わたくしは、全く知らず、観光客らと共に、ホームへ入っていきました。

しばらくすると、彼方から汽笛の音が・・・
 そして、SLが到着しました。
 到着すると、あたりは、SLの煙で何も見えなくなってしまうほどでした。
 煙が消えると、一気に撮影タイムとなりました。

わたくしは、ホームの先端にいましたので、数人しかいなかった間に、撮りました。

この後、一気にホームの先端まで人が押し寄せ、大混乱しました。
 どうやら団体用の臨時列車で、「SL村上ひな街道号」というマークがついていました。
 客車の乗降口です。
扉は、狭く、車椅子では入れない広さでした。
 そして、SLが到着したホームでは、地元、村上市の若い女性達が着物姿で、村上の観光冊子を下車してくる乗客に配っていました。
 客車は、SL磐越物語号で使われている客車でした。




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